6月のコペンハーゲンは、一年のうちでもとてもいい季節。
人々は短い夏を謳歌しようと、街の道は全てオープンカフェ状態に。
今日は、平日。誰も働いていません。
とっても平和。
カフェテーブルにすわれなかった人は、運河沿いに腰掛けてビール飲んでます。
コペンハーゲンには手摺というものがほとんどなくて、すごい開放感。
みんなパブリックスペースの使い方が上手です。
後ろが工事現場だって、仮囲いなんてありません。
工事はしてませんでしたが。(でも今日は平日です。)
大きな屋外用クッションがいかしてます。
街中で良く見かけた仕上。
石の大判にカッター入れて敷いています。
すごくラフだけど、いい雰囲気が出ています。
コペンハーゲンは運河の街。水辺が本当に充実しています。
みんな当たり前のようにパブリックスペースを使いこなしています。
そして、なによりやっぱり手摺がない!
コペンハーゲンの中心部には、街路樹とか緑地があまりないのですが、代わりに中庭的なスペースが街の中にちらほらあって、そのなかに雰囲気のいいレストランや緑(プランターだけど)があって憩いの場になっています。
コペンハーゲン市街地からちょっと郊外に行くと、新しい住宅がどんどん出来ています。コペンハーゲンの住宅はテラス勝負ですね。建築のファサード=テラスといった感じの建物が多いです。
BIGが設計した集合住宅。
大きな中庭に向かって小さな庭付きの住戸が積み上がっています。
だれでも中に入れてしまうセキュリティーレベルの低さと歩いていると色々な人から声を掛けられるフレンドリーな感じ。きちんとコミュニティが機能させることが、防犯にもつながっているんですね。
ランドスケープデザインは、なんというか結構大味ですが、メリハリがきいていて上手です。そしてなにより人々の使い方がなれていて、見ていて豊かです。
運河につくられたちょっとした休憩スペース。
やっぱり手摺はありません。
これもBIGが設計した集合住宅。
テラス。尖りまくってます。
なにげなくかかっている橋がかっこいい。
なんだか悔しい気持ちになります。
橋があまりにもかっこいいので、近寄ってもう一枚。
ジェットスキーが普通に交通手段になっているコペンハーゲン。
市街地に隣接するクリスチャニア地区。
独自の文化が育まれています。
クリスチャニア。
季節がいいからか、街中の普通の道ばたですら、人々は水着で横になったりしています。
街中にあるちょっとしたプロダクトにも、きちんとデザインの意思を感じます。